リカバリーを支援することと比べ、「リカバリー」と言うことは簡単:リカバリー志向型実践を実装した職員の経験

No 00059
和題(和訳) リカバリーを支援することと比べ、「リカバリー」と言うことは簡単:リカバリー志向型実践を実装した職員の経験
文献情報 Kvia A, Dahl C, Grønnestad T, Frahm Jensen MJ: Easier to Say ‘Recovery’ than to Do Recovery: Employees’ Experiences of Implementing a Recovery-Oriented Practice. International Journal of Mental Health and Addiction, 2020
DOI 10.1007/s11469-020-00285-1
URL https://doi.org/10.1007/s11469-020-00285-1
無料での
文献入手
可能

抄録(和訳)

本研究の目的は、ノルウェーのある地方自治体(市町村)における、医療サービスのリカバリー支援モデルへの変化を調査することである。このモデルは、Leamyら(British Journal of Psychiatry, 199, 445-452, 2011)が特定したCHIMEフレームワーク(関係性、希望、アイデンティティ、有意義な生活、エンパワメント)の5つのプロセスに基づいてる。この変化を検証するために、私たちは、質的内容分析の基礎となるフォーカスグループを実施した。参加者は、精神保健および物質使用の複数の部署から募集された。分析の結果、私たちは3つのテーマを発見した:①態度や行動についてのリフレクション、②患者が自分の状況に関する問題に参加しないこと、③パターリズム(父権)的な態度と患者の自主性(autonomy)とのバランス。分析結果は、職員はリカバリーについて理解しているものの、何をどう変えればよいかわからないことを示唆しいてる。私たちは、精神保健および物質使用の治療を必要とする患者のリカバリー志向型アプローチを推進する方法についてのツール、メカニズム、構造が必要であることを提案した。