JIPSAとは?

2011年8月6日に日本社会事業大学で第1回IPS全国研修会を開催して以来、その運営に関わったメンバーが中心となって、「日本IPSアソシエーション(Japan Individual Placement and Support Association: JIPSA)」(通称:ジプサ)を構成しています。

JIPSAは、精神障害者の科学的に効果が証明された就労支援であるIPSやIPSに基づく援助付き雇用型の普及を目指す研修の開催や関係者の情報交換などを通して、日本における精神障害者の就労支援の発展に貢献したいと考えています。

JIPSAのミッション

JIPSAは、日本全国におけるIndividual Placement and Support (IPS)モデルやIPSモデルに基づく日本版個別型援助付き雇用モデル*の普及・啓発・発展や、実践家の相互交流などを通して、「働きたい」と希望する方々のリカバリーを応援することを目的とします。

JIPSAは、就労支援のスキル(ノウハウ)の伝達も目的の1つとしますが、IPSモデルの8原則を基とした実践哲学の普及も使命としています。

JIPSAは支援者にIPSの知識や技術的なノウハウを伝える機会を提供しますが、ノウハウでは対応できない精神障害を持った利用者を排除せずに、個々の希望や夢、ニーズ、ストレングスを尊重する就労支援のあり方を追求することを最も大切にします。


*IPSと日本版個別型援助付き雇用との関係
日本版個別型援助付き雇用モデルは、IPSモデルに基づいた実践であり、その理念や哲学はIPSモデルのものと同様です。このモデルは、IPSモデルに我が国の制度を加味して、日本でIPSモデルに近い実践をしていくために開発されたモデルです。

JIPSAの運営体制

JIPSAのメンバーは下記の通りです。

共同代表 池田真砂子、大島みどり、山口創生、佐藤江美
事務局 本多俊紀
監事 佐藤さやか、吉田光爾
会計 本多俊紀、山口芙美子
幹事 池田克之、池田真砂子、小野彩香、大島みどり、
岡田奈央子、佐藤江美、杉原直義、田口雄太、
中原さとみ、芳賀大輔、林輝男、本多俊紀、山口創生